こんにちは せしろです。
今回はいよいよMarlin 1.1.6 for JGAuroraA3の書き込みを行っていきます。うまくいくと良いのですが・・・。まあ前回の記事でデフォルトのファームウェアを書き込んでいるので、ダメでもともと特攻あるのみです。
Marlin 1.1.6 の設定ファイルを確認しよう
まずはMarlin1.1.6をArduino IDEで開き、中の設定ファイルを確認してみたいと思います。
(1) ダウンロードした「Marlin-aurora.zip」を解凍し、任意の場所に保存します。
(2) Arduino IDEを起動し、「Marlin-aurora → Marlin → Marlin.ino」を開きます。
(3) タブが上にいっぱい並んでいますのでその中から「Configuration.h」というタブを開きます。
この「Configuration.h」の中に各種設定が書いてあります。「Marlin for the JGAuroraA3」を公開してくれた方は、ここを書き換えています。https://github.com/CactusCoders/Marlin/commit/e09b9cfd4ac85509384ad398b80c759018248c8e
この中でも気になった部分を自分で書き換えてみたいと思います。
(1) 127行目 「+#define CUSTOM_MACHINE_NAME “Sam-I-Am“ 」
これですが、本体液晶に「Mendel ready.」って表示されてますが、それはここが「Mendel」になっているからです。
このまま書き込みすると「Sam-I-Am ready」となってしまい、私的にはいまいちです。
ということで「JGAuroraA3」に変更しました。
「+#define CUSTOM_MACHINE_NAME “JGAuroraA3“ 」
とりあえずここだけ変更しました。
あとこのMarlin1.1.6なんですが、5種類のオートベッドレベリングが出来るようです。
その中の一つを設定して使用するのですが、この「Marlin-aurora」は「Mesh Bed Leveling(メッシュベッドレベリング)」の設定がすでにされているみたいです。
このメッシュベッドレベリングなんですが、こちらを読んでみると、
(1) このメッシュベースのレベリングは平滑ではないプラットフォームを補うために作られた。
(2) オートベッドレベリングの様に自動でプローブしない(センサーは使わない)。自動でポイントに持っていくがLCDのエンコーダーでプラットフォームとの距離を調整する。必要なのは紙や隙間ゲージだけ
(3) 自動的にグリッドポイントに移動。LCDのエンコーダーでノズルを下げていく。適切な位置で止め次のポイントに移る際にEEPROMにポジションデータが保存される。各ポジションのデータは、Bilinear補完されZ位置が補正される。
・・・なるほど。
?バイリニア補完ってなんだ?だれか分かりやすく教えてください・・・。
ゆがみのあるベッドでも補正(補完)されるって理解でよいのかな?
まあいいや。書き込んでみよう。
Marlin1.1.6 for JGAurora A3を書き込む
(1) Arduino IDE でコンパイルをします。左上のチェックマークをクリックし、しばらく待ちましょう。
しばらく待つとコンパイルが完了します。
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(2) マイコンボードに書き込みます。左上の矢印マークをクリックするとコンパイルと書き込みが始まります。
しばらく待ちましょう。結構時間がかかります。
すると・・・
できました!
しっかり「JGAuroraA3」の名が出ています。メニューにも「Bed Leveling」が追加されています。
なんかあっさりと出来てしまいましたが、これもひとえに先人たちのおかげです。
本当にありがとうございます。
さあ調整するぞ!
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