こんにちは せしろです。
前回はノズルとプラットフォームの適正距離について調べました。結構雑でもいいかと思いきや、0.10mm~0.15mmの範囲に収めなければなりません。この0.05mmの範囲を超えてしまうと安定した印刷が出来ないくなるとも言い替えられるのではないでしょうか?
プラットフォームのアップグレードや適正距離も掴み、ABSでも安定して印刷ができるようになりましたが、さらに安定を目指していきたいと思っているわですよ。
ということで、ノズルとプラットフォームがより安定した距離を保てるような部品を作りました。
X軸キャリアの変更
まずは前々から気になっていたX軸のキャリアを交換しようと思います。
組み立て時の写真で恐縮ですが、このキャリア実は結構がたつきがあります。手で揺らすと平気で1mmくらいガタつきます。
まあ、普通に印刷しているときはガタつかないのですが、造形物の反りなどでノズルが接触してしまう際に大きくガタつくことはありました。ということで「Thingiverse」からこちらの部品を使用させていただくことにしました。
で、取り付けた姿がこちら。
若干の調整をし、ほとんどガタつかない様になりました。作者様ありがとうございます。
左右Z軸調整冶具の作成
Z軸の左右の高さ調整なんですが、マニュアルによるとこの位置で高さを測って調整するように書いてあります。でも、大事なのはプラットフォームと水平になっているか?なのではないかと思うのですよ。
ということでこんな冶具を作ってみました。
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使い方は、X軸のスライドシャフトにはめてスライドシャフトとプラットフォームの水平を調整します。
直接冶具をプラットフォームに当てるのではなく、シックネスゲージを使用して調整するようにします。
4つ角で調整すれば十分です。
これにより、メッシュベッドレベリングは一つ目のポイントを合わせれば、あとはほとんど高さを変えることなく完了することが出来るようになりました。
おまけ
「Thingiverse」を見ていたら、こんなノズルダクトが目につきました。
ノズル先端に向け、全方向から風が当たるようになります。これがなんの意味があるのかよく分かりませんが付けちゃいました。
まあ、悪くなることはないだろう。どなたか根拠を知っている方がいれば教えて頂けると嬉しいです。
だいぶ手間がかからずに印刷できるようになってきました。大物はまだ印刷したことはありませんので今度チャレンジしてみたいと思います。
私の使用している3Dプリンターです。
新製品も出ています。
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コメント
[…] X軸キャリアもアルミ製です。 A3はカスタマイズしましたが、A3Sはその必要はなさそうです。がたつきは全くありません。 […]