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「JGAurora A3S」を購入!組立からテスト印刷まで

こんにちは せしろです。

以前ご紹介した「JGAuroraA3S」なんですが、何を思ったか購入してしまいました・・・。

もちろん嫁には怒られました。(最終的には理解してくれました。よくできた嫁です。)

JGAuroraA3はAmazonで購入したんですが、今回は中国通販の「Banggood.com」で購入しました。セールで大体4万円くらいですかね。

 

 

開梱してみる

段ボールのつぶれや破れがあり心配でしたが、中は大丈夫そうです。

今回は検品表は入っていませんでした。まあ前回より格段に部品点数が少ないのであまり心配はしていませんが・・・。

で、こちらが部品全てです。今回は250gのPLAフィラメントがセットでついてきました。

 

小さな段ボールの中身もこれだけです。

前回は、ねじがたくさん入っていましたが「9本」だけです。今回はUSBメモリーが同梱されています。

このUSBメモリーの中にマニュアルやソフトウェアが入っています。

 

マニュアルを読まずに組み立てる!

これだけ部品点数が少ないと組立間違いのしようもありません!

ということでマニュアルを読まずに組み立てます。

本体の組立

1.Y軸ユニットとX、Z軸ユニットを組付けます。M4のキャップボルト4本で。

 

2.スプールホルダーを取り付けます。M3のキャップボルト3本で。

以上。

簡単すぎます・・・。Y軸ユニットの裏側にスリットが入っており、そこにX,Z軸ユニットを差し込んでからキャップボルトで固定するだけです。

M4とM3のキャップボルトは1本ずつ予備が同梱されています。

 

配線

コネクタ3つを差し込みます。

以上。

全てピン数が違いますので間違いようがありません。

あとは、ACアダプターを接続するだけです。ちなみに配線についてはマニュアルに記載はありません。無くても分かるから記載がないのでしょうか?

 

※このACアダプターですが、海外からの購入時は電源側のケーブルに注意してください。私は注文時に間違えたようで、「EUタイプ」のコンセントが来ました・・・。つい最近壊れたレーザープリンターのケーブルがあったので、その電源ケーブルを使用することで事なきを得ました。

 

マニュアルを読まなくても簡単に組み立てられます。

 

外観をよくみてみる

液晶パネル

JGAuroraA3Sは 2.8インチのフルカラータッチパネルの液晶を使用しています。

タッチの反応も特に違和感ないですね。文字だけでなく絵で表示されますので、マニュアルを見なくてもなんとなく分かります。

細かい紹介はまた別の機会にしようと思います。

 

プラットフォーム

今回私が一番気になっているのがこのプラットフォームです。アルミヒートベッド+ガラスベッドという私のA3と同じ構成ですが、このガラスベッドの表面はちょいと加工がしてあります。

写真で分かるようにガラスベッド表面に黒いメッシュが印刷されています。この加工がどのような加工なのかは分かりませんが、この凹凸で接地面積を増やし、一層目をより定着させようという狙いだと思います。拡大したのが次の写真です。

この加工が良い結果になってくれると良いのですが・・・。印刷するのが楽しみです。

 

フィラメントフィーダー

JGAuroraA3Sはエクストルーダ部分にフィーダがなく、本体フレームにフィーダがあります。その為エクストルーダはとてもコンパクトになっています。

フィラメントをノズルに送ってくれるだけでなく、フィラメントの有無を検出するセンサーがついています。

フィラメントをこのフィーダーに差し込む際に「カチッ」と音がしますので、マイクロスイッチでフィラメントの有無を判断しているのでしょう。

印刷最中にフィラメントがなくなると印刷は自動的に停止します。

また、印刷の再開機能のありますので安心です。この辺りは別の機会にご紹介します。

 

あとは大きな変更点はありませんので割愛します。

 

テスト印刷をしてみる

とりあえずはPLAで「3DBency」を印刷してみようと思います。

Curaの設定は「JGAuroraA3」と同じでいきます。

1.ベッドレベリング

JGAuroraA3Sのレベリングはマニュアルベッドレベリングと呼ばれるものとなります。これは、ノズルがポイントに自動的に移動しますが、ノズルとプラットフォーム間の調整はベッドのネジで行います。したがって、測定という概念はありません。このレベリングはあくまでポイントに自動的に移動するのみであとは手動で調整してねっていうレベリングとなります。私のA3とは違うレベリング方法ですね。(私のA3はカスタムファームウェアを入れてあるのでメッシュベッドレベリングというレベリング方法になっています。)

2.フィラメント送り

フィラメントの供給もタッチパネルでの操作となります。youtubeにマニュアルと同じ動画がありましたので見て頂ければどのようにするかが分かると思います。

3.テスト印刷

USBメモリーにA3の設定のままの「3DBency」G-codeをコピーしてそのまま印刷してみました。

 

とりあえずは順調に印刷しています。プラットフォームのへの食いつきも良さそうです。

印刷前にプラットフォームにしたことは、アセトンで脱脂したくらいです。

印刷位置が若干ずれているいるので、Curaの原点位置の設定の変更と、かなり糸引きとだれている部分がありますので、温度の設定は見直さないとダメそうですね。

あとは印刷中の音が少し気になります。印刷中の移動速度や加速度、ジャークの設定を見直してみようと思います。

造形物は、プラットフォームが冷えてからとると簡単にとることが出来ます。熱いうちはしっかりと食いついています。

 

とりあえずは印刷まではできましたので良しとしましょう。私的には満足です。

 

このガラスベッドはなかなか良さそうです。次はABSでテストしてみようと思います。

まあ細かい部分で改善すべき点はありますが、その話は次の機会にしたいと思います。

 

<追記>

コメント欄に質問がありましたので追記します。

このA3Sのガラスベッドですが、A3にそのまま取り付けることはできません。

ヒートベッドのサイズは214mm×214mmで同じなのですが、レベル調整用ねじの取り付け方が違います。

ガラスベッドを切り欠かないと取り付けることはできません。

 

でも、Amazonに同じようなプラットフォームがあります。

今度こちらをA3に取り付けようかと考えています。

 

今回ご紹介した「JGAuroraA3S」はAmazonでも購入できます。

 

JGAuroraA3もまだ売ってますね(2017年12月28日現在)

 

JGAuroraA5もAmazonにあります。(2018年1月18日追記)