こんにちはせしろです。
JGAurora A3が届きました!
注文から2日。とても早い到着でした。それでは早速組み立てていきたいと思います。
目次
<開梱>
まずは検品を行っていきます。万が一、欠品があったら困りますからね。
段ボールから出してみると、まずは検品表が目につきます。
きちんと検品されているようですが、ダブルチェックの意味で検品を行いました。検品表は、梱包レイヤー毎に分けてありとても分かりやすかったです。記載もすべて英語ですので、分からない部品があっても検索すればなんとかなります。梱包も丁寧で、とても好感が持てました。
欠品はありませんでした。とりあえず一安心。
<組立て>
組み立てのマニュアルは同梱のSDカードに入っています。動画での説明になっているのでとても分かりやすいと思います。字幕も英語ですがそれほど難しくはありません。ここは時間をかけて、楽しみながら組み立てていきたいと思います。
※「some updated videos」も必ず見るようにしてください。あとでやり直すはめになります。
まず、組立スペースの確保をします。450mm×450mm位の出来るだけ平らな場所で組み立てましょう。私は平らな面が無かったので、ホームセンターで購入した集成板材の上にアルミ複合板を張り付けて、その上で組み立てました。
1.Y軸ユニットの組立
動画以外で私がやった作業は以下になります。
(1)水平・直角をきちんと
印刷精度にかかわってくる部分です。直尺やノギス、スコヤを使用して根気よく調整していきます。
(2)ナットを「Uナット」に変更。ばねワッシャを追加
Y軸ユニット前後アルミパネルと本体を固定するナットには、ばねワッシャが付属されていません。ばねワッシャを入れてください。私はそれにプラスして、Uナット(緩み止めナット)を使用しました。
※Uナットとばねワッシャは併用しても効果が上がるわけではありません。
(3)グリスアップ
スライドベアリングと磨き棒にモリブデングリスを塗布しました。私が使用したのはスプレータイプなので飛散養生をしっかり行いました。特にプラットフォーム面にグリスがつかないように注意して下さい。
(4)Y軸モーターのプーリーを反転させる
これはビデオになかった部分なのですが、Y軸モータに取り付けてあるプーリーを反転させます。タイミングベルトが曲がって取り付けられてしまいます。
この向きにしてください。
2.X軸ユニットの組立
(1)グリスアップ
台形ネジ、スライドベアリングと磨き棒にモリブデングリスを塗布しました。
(2)エレベータブロックの台形ネジ取り付けボルト穴を加工
台形ねじのナットをエレベータブロックに取り付けるのですが、M3のボルト穴が小さかったので3.2mmのドリルでボルト穴を拡張しました。
3.Y軸ユニットをメインフレームに組み込む
(1)Y軸ユニットのアルミプレートの下にアルミフラットバーを取り付け
Y軸ユニットをメインフレームに組み込んだら、写真のような隙間ができてしまいました。
どうやら、Y軸モーターを取り付ける樹脂パーツがメインフレームに干渉しているみたいです。(モータもメインフレームに接触している)
仕方がないので、アルミフラットバーをアルミプレート下に両面テープで張り付けて、Y軸ユニットを嵩上げしました。
(2)水平・直角をきちんと
印刷精度にかかわってくる部分です。直尺やノギス、スコヤを使用して根気よく調整していきます。
4.Z軸ユニットをメインフレームに組み込む
(1)ばねワッシャーを追加
Z軸モーターを取り付けるアルミブロックはM6の六角穴付きボルトにばねワッシャを追加して固定します。
(2)Z軸ユニットの位置調整
プラットフォーム面を基準に、Z軸ユニットがX,Y方向共に直角になるように調整しました。場合によっては調整シムが必要になるかもしれません。
5.X軸ユニットをZ軸に組み込む
(1)X軸ユニットの上下動の調整(Z軸の調整)
X軸ユニットを一番上から一番下まで動かし、左右の台形ねじの間隔が常に一定になるように調整しました。X軸ユニット右側のエレベータブロックをひたすら調整しましたよ・・・。
(2)Z軸サポートアルミブロックの位置調整
メインフレームの取り付け穴通りにブロックを取り付けようとしたら、サポートシャフトに無理な力が若干かかってしまいました、メインフレーム側の取り付け穴を広げ、無理なくサポートシャフトが挿入できるようにしました。
(3)ばねワッシャーを追加
Z軸サポートアルミブロックの取り付けボルトにばねワッシャを追加しました。
6.Y軸、X軸にタイミングベルトを取り付ける
タイミングベルトはケーブルタイで固定します。特にX軸のケーブルタイの向きに注意してください。適当につけるとエレベータブロックに引っ掛かります。(私がそうでした・・・)
7.エクストルーダー(射出機)の取り付け
エクストルーダーはタッピングビスでの固定となります。ねじの回しすぎに注意してください。
機械的な組立は以上となります。組み立ててみて、色々と改善すべき部分があると感じました。この辺は別の機会にお話ししたいと思います。
次回は配線についてお話したいと思います。